インプラントの痛みと不安を軽減する7つの方法を歯科医が解説

インプラントの痛みと不安を軽減する7つの方法を歯科医が解説

インプラント治療を検討されている方の中には、「手術は痛くないだろうか」「不安で踏み出せない」と感じている方も多いのではないでしょうか。

確かにインプラントは外科処置を伴う治療です。しかし、現在の歯科医療では麻酔技術や診断機器が大きく進歩しており、痛みや不安を最小限に抑えながら治療を受けることが可能になっています。

この記事では、船橋あらき歯科・矯正歯科で実践している「痛みと不安を軽減する7つの方法」について、院長の立場から丁寧に解説します。治療前の疑問や心配を少しでも和らげるお手伝いができれば幸いです。

インプラント治療における痛みの実態

まず知っておいていただきたいのは、インプラント手術中は「局所麻酔」によって痛みをしっかりとコントロールしているという点です。

歯を抜くときと同じように、処置を行う部分の歯ぐきや骨の周辺に麻酔を行うことで、骨を削るときの痛みやインプラントを埋め込むときの痛みを感じにくい状態にしてから進めます。麻酔の効き方には個人差がありますが、当院では「本当に痛みがとれているか」を確認しながら少しずつ進めていきます。手術後については、体質や処置の内容にもよりますが、鈍い痛みが2〜3日続く場合があり、頬がやや腫れることもあります。

当院では、必要に応じて痛み止めや腫れを抑えるお薬を処方し、お薬の飲み方や避けていただきたい行動についても事前に詳しくご説明しています。

多くの方は「思っていたよりも楽だった」「親知らずを抜いたときと同じくらいか、それより少し軽い程度だった」とおっしゃることが多い印象です。

方法① CT撮影による精密な診査で不安を軽減

インプラント手術では、あごの骨の厚みや形、神経や血管の位置を正確に把握することが、とても重要です。

当院では、事前に**歯科用CT**を用いた撮影を行い、立体的な画像をもとに、インプラントをどの位置・角度・深さに埋め込むかを慎重に検討しています。事前にしっかりとシミュレーションを行うことで、手術中の時間や身体への負担をできるだけ減らすことにもつながります。

また、CT画像を一緒に見ながらご説明することで、「どこに何をするのか」がイメージしやすくなり、不安の軽減にも役立ちます。骨が足りないかもしれないと心配されている方も、まずは検査を通じて自分の状態を知ることができます。

方法② 丁寧なカウンセリングと事前説明

「何をされるか分からない」という状態は、不安を大きくします。

そのため当院では、インプラント治療をご検討中の方に対して、現在のお口の状態、インプラントが適している理由、他の選択肢との違い、手術の流れと時間の目安、想定されるリスクと、その対策などをできるだけ分かりやすい言葉でご説明するように心がけています。

ご説明の中で生じた疑問や不安は、その場で何度でもご質問いただいて構いません。「説明を受けてもなお不安が残る場合は、無理にすすめない」という姿勢も大切だと考えています。

ご家族と一緒にお話を聞いていただくことも可能ですので、不安な点があれば遠慮なくお申し出ください。

方法③ 麻酔の工夫で痛みを最小限に

インプラント手術中の痛みは、局所麻酔によってしっかりとコントロールします。

当院では、麻酔を行う際にも配慮を重ねています。唯一痛みを感じる可能性があるのは、麻酔を行うための注射の痛みです。注射の痛みに対しても不安がある場合は、できるだけ痛みを感じないように**表面麻酔**などの併用ができるため、事前に相談してみましょう。

麻酔の効き方や持続時間には多少の個人差がありますが、それぞれに合わせた麻酔量を調整し、手術中に麻酔が切れかけた場合は追加も行われます。「歯医者さんの麻酔が効きにくかった経験がある」という方は、事前にそのことをお知らせください。体質やこれまでの経験を踏まえたうえで、より慎重に麻酔の状態を確認しながら進めていきます。

方法④ 静脈内鎮静法による不安の軽減

インプラントの箇所が複数あったり、どうしても不安を感じてしまったりする場合は、**静脈内鎮静法**がおすすめです。

静脈内鎮静法とは、鎮静薬などを静脈内に投与する方法で、半分寝ているような状態で手術を受けられるものです。手術中の記憶は残りにくく、気が付くと手術が終わっているでしょう。

静脈内鎮静法のメリットは、リラックスした状態で手術を受けられたり、あっという間に手術が終わったように感じられたりする面です。静脈内に投与する薬剤量は、呼吸など全身の状態を確認しながら調節しますが、極めて稀にアレルギー反応や不整脈、その他合併症を引き起こす可能性があります。

また、薬剤が完全に抜けるまで自動車の運転ができないなど、日常生活の動作に一定の制限がでます。

方法⑤ 手術中のこまめな声かけとリラックス環境

手術中は、緊張や不安から、身体がこわばってしまうこともあります。

当院では、こまめに声かけを行い、進行状況をお伝えする、ご希望に応じて、途中で休憩をはさむ、体勢や枕の高さを調整して、負担が少ない姿勢をとっていただくといった配慮を行い、できるだけリラックスしていただけるよう努めています。

「緊張しやすい」「閉所が苦手」といったご不安がある場合には、事前にお伝えいただければ、可能な範囲で配慮いたします。不安をゼロにすることは難しくても、「一緒に乗り越えていけるようにする」ことを大切にしています。

方法⑥ 術後のケアと痛み止めの適切な処方

手術後の痛みや腫れは、適切なケアとお薬の服用によって軽減できます。

当院では、手術後に必要に応じて痛み止めや腫れを抑えるお薬を処方し、お薬の飲み方、避けていただきたい行動(激しい運動や長風呂など)についても事前に詳しくご説明しています。

「もし痛くなったらどうしよう」という不安を少しでも減らすために、術後の過ごし方や、痛みが強い場合の連絡方法についても、あらかじめお伝えするようにしています。痛みのピークは術後2〜3日ほどで、自制内の痛みが続く期間は7〜10日ほどです。

鎮痛剤を使用しても我慢できないほどの痛みがあったり、10日を過ぎても痛みが治まらなかったりする場合は、傷口が開いていたり歯肉になんらかのトラブルが起きている可能性があります。無理せず、手術を受けた歯科医院に相談しましょう。

方法⑦ 長期的なメンテナンス体制で安心をサポート

インプラントは「入れて終わり」ではありません。

治療後のケアが不十分であれば、インプラント周囲炎などにより寿命が短くなる可能性があります。当院では、治療後も定期的なメンテナンスを重視し、3〜6ヶ月ごとの検診を通じてインプラントを長く快適に使っていただけるようサポートしています。

定期的なメンテナンスを受けることで、問題の早期発見・早期対応が可能になり、結果的に痛みや不安を未然に防ぐことにもつながります。治療後も安心して過ごしていただけるよう、当院は長期的な視点でサポート体制を整えています。

まとめ 痛みと不安を軽減して安心のインプラント治療を

インプラント治療における痛みと不安は、適切な麻酔、精密な診査、丁寧な説明、そして術後のケアによって大きく軽減することができます。

船橋あらき歯科・矯正歯科では、CT撮影による精密診断、丁寧なカウンセリング、麻酔の工夫、静脈内鎮静法の選択肢、手術中の声かけ、術後の適切なケア、そして長期的なメンテナンス体制という7つの方法で、患者さまの痛みと不安を最小限に抑える取り組みを行っています。

「しっかり噛めるようになりたい」「入れ歯が合わずに悩んでいる」「見た目も自然に整えたい」そのようなお悩みがある方は、まずは相談だけでも構いません。

船橋駅直結という通いやすい立地で、技術だけでなく、説明と信頼を大切にしたインプラント治療を行っています。お口の状態を正しく知ることが、後悔しない治療への第一歩です。不安や疑問がある方こそ、ぜひ一度ご相談ください。

監修医師

医療法人社団高志会 船橋あらき歯科・矯正歯科 院長 新木 志門

経歴

・日本歯科大学 生命歯学部 卒業

・東京医科歯科大学 第二総合診療科

・都内歯科医院 勤務

・医療法人輝翔会 西大津歯科医院 勤務

所属学会

・日本口腔インプラント学会 会員

・顎咬合学会 会員

・歯髄細胞バンク 認定医

船橋の歯医者|船橋あらき歯科

日付:   カテゴリ:歯科ブログ

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