口臭の原因ランキング6選|今すぐできるセルフチェックと改善習慣

口臭の原因ランキング6選|今すぐできるセルフチェックと改善習慣

「もしかして、自分の息が臭っているかも・・・」

そんな不安を抱えている方は、決して少なくありません。

実は、日本人の約80%が自分の口臭を気にしているというデータもあります。口臭は自分では気づきにくく、周囲の印象にも大きく影響するため、日常的なケアが欠かせません。

この記事では、口臭の主な原因を6つのランキング形式で解説し、今日から実践できるセルフチェック方法や改善習慣をご紹介します。

船橋あらき歯科・矯正歯科の院長として、多くの患者さまの口臭に関するお悩みに向き合ってきた経験から、専門的な知見を基にわかりやすくお伝えします。

口臭の原因ランキング6選

口臭の原因は実にさまざまです。

ここでは、特に多くの方が該当する主な原因を6つ、ランキング形式でご紹介します。

第1位:舌苔(ぜったい)の蓄積

口臭の原因として最も多いのが、舌の表面に付着する「舌苔」です。

舌苔とは、食べかすや粘膜、細菌などで構成される白~黄色っぽいコケのようなもので、これが堆積することで強い口臭の原因になります。歯磨きの習慣が少ない方、ストレスの溜まっている方、口呼吸をしている方などは、舌苔が溜まりやすい傾向があります。

鏡で舌の表面を確認してみてください。白っぽい汚れが広がっていたら、それが口臭の主な原因かもしれません。

第2位:歯周病

歯周病は、口臭の約90%が口の中に原因があるとされる中でも、特に強い臭いを発生させる疾患です。

歯周病の初期段階では自覚症状がほとんどなく、痛みや腫れも少ないため気づきにくいのですが、病状が進むと歯を支える顎の骨が徐々に溶け、歯と歯茎の間に形成される「歯周ポケット」に細菌が繁殖します。この細菌が「メチルメルカプタン」という、野菜が腐ったような臭いのあるガスを発生させるのです。

重症化すると歯茎からの出血や膿が臭いを強め、非常に強い口臭を引き起こします。

第3位:虫歯

虫歯による口臭は、主に腐敗臭のような匂いが特徴です。

虫歯が象牙質を越えて神経まで侵食すると、神経に含まれるタンパク質が腐敗を始め、不快な臭いが発生します。さらに、虫歯が進行すると歯が溶ける際の臭いや、虫歯菌が生み出す異臭も加わります。また、虫歯の空洞に食べ物のカスが詰まり、適切に除去されない場合も口臭を強める要因の一つです。

第4位:唾液の減少(口腔乾燥)

唾液の分泌が減少すると、口の中の細菌が増殖しやすくなり、口臭の原因物質が生成されやすくなります。

起床直後や空腹時、緊張時には唾液の分泌が減少するため、誰にでも起こり得る「生理的口臭」として知られています。生活習慣の乱れや体調不良、ストレス、女性の場合はホルモンバランスの変化なども口臭を引き起こす要因になります。

ただし、これらは他人を不快にさせるほどの臭いではなく、適切な口腔ケアや食事で軽減できることがほとんどです。

第5位:食べ物・飲み物による外因的口臭

ニンニクやニラ、ネギ、納豆など強い匂いがある食べ物を摂取すると、その成分が体内を通じて呼気に影響をあたえて口臭が発生します。

これらの食物のニオイのもとになるのが「アリシン」という成分で、疲労回復や血糖値上昇の抑制効果が期待できる成分ではありますが、強烈なニオイが気になるところです。また、コーヒーやアルコールを摂取すると口のなかの環境を変化させ、口臭の原因となります。タバコも同じく、煙と成分が口内に留まり、独特の臭いを生じさせる要因です。

これらは時間が経つと徐々に薄れる傾向があります。

第6位:全身疾患による病的口臭

鼻や胃腸の疾患、糖尿病などの病気が関係している場合にも口臭が発生することがあります。

ただし、口臭の原因の約90%は口の中にあるとされており、全身疾患が原因となる場合は比較的少ないです。とはいえ、口腔内のトラブルが見当たらないのに口臭が続く場合は、内科的な疾患の可能性も考慮する必要があります。

今すぐできる口臭のセルフチェック方法

自分の口臭を客観的に把握することは、適切な対策を講じる第一歩です。

ここでは、自宅で簡単にできるセルフチェック方法をご紹介します。

唾液のニオイを嗅ぐ

口臭がある人は、唾液自体にニオイがあることが多いです。

手を清潔にしたあとに、指で歯や歯ぐきの間、舌の上などを触ってみてください。その後、指についた唾液のニオイをチェックし、臭うようであれば口臭がある可能性が高いでしょう。

おすすめは「起床後の歯を磨く前」のタイミングです。このタイミングであれば、他の条件に左右されずに唾液のニオイを確認することができます。

舌の色・状態を確認する

舌の色・状態を確認して、白~黄色っぽいコケのようなものがついていたら口臭がある可能性が高いです。

このコケのようなものは「舌苔」と呼ばれ、口内の食べカスや粘膜、細菌などで構成されており、堆積することで口臭の原因になります。鏡で舌をチェックして、白い部分が広がっていたら、舌ブラシなどでやさしくケアしてみましょう。

ビニール袋やコップに息を吹き込む

自分の口臭が知りたいなら、ビニール袋やコップに息を吹き込んで一旦閉じたあとに、ニオイを嗅いでみましょう。

もし不快なニオイを感じたら、それは口臭の可能性が高いです。なるべく正確にニオイをチェックするためにも、使用するビニール袋やコップは清潔で無臭のものを使ってください。

デンタルフロスのニオイを嗅ぐ

使用後のデンタルフロスが臭うようであれば口臭の可能性が高いです。

歯と歯の間にデンタルフロスを通したあと、そのフロスのニオイを嗅いでみると、歯垢や食べかすによる臭いがわかります。もし不快なニオイがしたら、歯間の汚れが口臭の原因になっているかもしれません。普段からデンタルフロスを使っているのであれば、簡単にチェックできる方法なので一度試してみることをおすすめします。

市販の口臭チェッカーを使用する

客観的にニオイの度合いを知りたい場合は、市販の口臭チェッカーを利用するという方法があります。

口臭チェッカーは、息を吹き込むことで口臭の原因物質である「揮発性硫黄化合物」を測定し、ニオイの度合いを数値化・表示してくれます。家電量販店やドラッグストアで購入できるので、自分の口臭をチェックしたい人は試してみると良いでしょう。

今日から実践できる口臭改善習慣

口臭を改善するためには、日常的なケアが欠かせません。

ここでは、今日から実践できる具体的な改善習慣をご紹介します。

舌専用ブラシで舌苔を落とす

口臭の原因として最も多い舌苔を除去するためには、舌専用ブラシの使用が効果的です。

ただし、舌の磨き過ぎは逆効果になることもあります。舌の表面は非常にデリケートなので、やさしく、1日1回程度のケアにとどめましょう。舌ブラシを使う際は、舌の奥から手前に向かって優しく引くようにして、舌苔を取り除いてください。

歯磨きで歯の表面の汚れを落とす

毎日の歯磨きは、口臭予防の基本中の基本です。

歯の表面に付着した食べカスや歯垢をしっかりと除去することで、細菌の繁殖を抑え、口臭を防ぐことができます。特に就寝前の歯磨きは重要で、就寝中は唾液の分泌が減少するため、細菌が繁殖しやすくなります。1日2回、朝と夜の歯磨きを習慣化しましょう。

フロスで歯垢を落とす

歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れを完全に除去することはできません。

デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯間の歯垢をしっかりと取り除くことが重要です。歯間に食べカスが残っていると、それが腐敗して口臭の原因になります。1日1回、就寝前のフロスケアを習慣にすることをおすすめします。

唾液腺マッサージをする

唾液の分泌を促進するために、唾液腺マッサージが効果的です。

耳の下(耳下腺)、顎の下(顎下腺)、舌の下(舌下腺)の3つの唾液腺を優しくマッサージすることで、唾液の分泌が促されます。食事の前や口の乾燥を感じたときに行うと良いでしょう。

鼻呼吸を意識する

口呼吸は口の中を乾燥させ、細菌の繁殖を促進するため、口臭の原因になります。

意識的に鼻呼吸を心がけることで、口の中の湿度を保ち、唾液の分泌を促すことができます。特に就寝中の口呼吸は口臭を悪化させるため、鼻呼吸を習慣化することが重要です。

よく噛んで食べる

よく噛んで食べることで、唾液の分泌が促進されます。

ごぼうやレタスといった繊維質の多い野菜は、咀嚼することで唾液の分泌が盛んになります。歯の表面についた汚れも落としやすくなるので、口臭予防に効果的です。

こまめに水分補給をする

口の中が乾燥すると、細菌が繁殖しやすくなり、口臭が発生しやすくなります。

こまめに水分補給をすることで、口の中の湿度を保ち、唾液の分泌を促すことができます。特に水や緑茶がおすすめです。緑茶に含まれるカテキンには、口臭の原因物質を抑制する効果が期待できます。

唾液量を減らす嗜好品をやめる

コーヒーやアルコール、タバコは唾液の分泌を減少させ、口臭を悪化させる要因になります。

これらの嗜好品を控えることで、唾液量を増やし、口臭を軽減することができます。特にタバコは口臭だけでなく、歯周病のリスクも高めるため、禁煙をおすすめします。

口臭が気になるときは専門医に相談を

セルフケアを続けても口臭が改善しない場合は、専門医に相談することをおすすめします。

口臭の原因の約90%は口の中にあるとされていますが、歯周病や虫歯などの口腔疾患が隠れている可能性もあります。また、まれに鼻や胃腸の疾患、糖尿病などの全身疾患が関係している場合もあります。

船橋あらき歯科・矯正歯科では、口臭治療にも対応しています。

歯科用CTやマイクロスコープなどの先進機器を活用した精密診断により、口臭の原因を的確に特定し、患者さまお一人おひとりに合わせた治療計画をご提案します。痛みに配慮した治療を心がけており、表面麻酔や細い針、麻酔液の温度管理などの工夫を行っています。

また、各分野の専門ドクターが在籍し、チーム医療を実施しているため、歯周病や虫歯などの口腔疾患から、全身疾患まで幅広く対応可能です。

JR船橋駅北口デッキ直結、徒歩約1分の立地で、土日診療・急患当日対応も行っています。

口臭でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

口臭の原因は、舌苔、歯周病、虫歯、唾液の減少、食べ物・飲み物、全身疾患など、さまざまです。

今回ご紹介したセルフチェック方法で、まずはご自身の口臭の状態を確認してみてください。そして、舌ブラシや歯磨き、フロス、唾液腺マッサージ、鼻呼吸、よく噛んで食べる、水分補給、嗜好品を控えるなどの改善習慣を、今日から実践してみましょう。

セルフケアを続けても口臭が改善しない場合は、専門医に相談することが大切です。

船橋あらき歯科・矯正歯科では、患者さまの気持ちに寄り添い、丁寧な説明と複数の選択肢を提示しながら、安心して治療を受けていただける環境を整えています。口臭でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

船橋あらき歯科・矯正歯科

〒273-0005 千葉県船橋市本町5丁目4番地5号 プラウドタワー船橋 2階

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診療時間:9:30〜19:00(水曜・祝日休診)

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監修医師

医療法人社団高志会 船橋あらき歯科・矯正歯科 院長 新木 志門

経歴

・日本歯科大学 生命歯学部 卒業

・東京医科歯科大学 第二総合診療科

・都内歯科医院 勤務

・医療法人輝翔会 西大津歯科医院 勤務

所属学会

・日本口腔インプラント学会 会員

・顎咬合学会 会員

・歯髄細胞バンク 認定医

船橋の歯医者|船橋あらき歯科

日付:   カテゴリ:歯科ブログ

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